【継続の力】
名著「天才!」で有名になった1万時間の法則というものがあります。
どんな物事でも、1万時間打ち込めば、その道の第一人者になれるという法則です。
正直、私は占いという分野には、これは当てはまらないと思っていました。
だって、占いって答えがないんです。
まず、どれだけ勉強したからといって、的中率は100%にはなりえない。
そもそも、運命(未来)は常に変化しているので、的中させることなど不可能。できるのは確率論による予測だけ。
その、占いの確率論さえ、統計学者の間では否定的であり、占いには統計学上の根拠すらないと論破される始末。
つまり占いとは「極めたところで、それが本当かどうかさえわからない世界」なのです。
そんな不確かな世界に飛び込んで、1万時間を費やす意味があるのかと苦しんだ時期がありました。
でも、継続の力はすごいです。
占いに関わる時間が、一万時間を超えたあたりから、色々見えてくるようになりました。
それは、霊感というより直感です。
熟練のホステスのママが、初見のお客様でも相手の好みや年収や職業をなんとなく当てれるようなもので、占いもずっとやっていると、クライエントと対面した瞬間に、相手のブロックや心の傾向が分かったりします。
そこから、未来を予測すると的中率は抜群に跳ね上がります。
そして、未来を変えるためにはどうしたらよいのか、適確なアドバイスができるようになります。
こんな不確かな世界にも、極める道があるのです。
あなたがどんな道を進んでいようと、きっと世の中の全ての物事には、ちゃんと道があるのだと、私は確信しています。
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